図解! AWSのツボとコツがゼッタイにわかる本の表紙

図解! AWS のツボとコツがゼッタイにわかる本(ズカイエーダブリューエスノツボトコツガゼッタイニワカルホン)

入門書
著者:
五十嵐貴之(イカラシタカユキ)
出版社:
秀和システム
出版日:
2021年12月18日頃
ISBN:
9784798065342
在庫:
在庫あり
2.67(3 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
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書籍紹介

AWS は Amazon 社が提供する、世界でもっとも利用されているクラウドサービスです。現代の企業におけるクラウドサービスの利用率は目覚ましく伸びており、 IT 技術者は AWS の知識があると今後役立つことでしょう。本書は、 IT のスキルアップを目指す学生、 IT 系企業で働きはじめたばかりの新人社員、 AWS を知りたい方に向けた AWS の入門書です。 Amazon EC2 、 Amazon RDS 、 Amazon S3 の操作方法を初心者にもわかりやすくやさしく紹介します。
Chapter 01 AWS のしくみ

01 AWS って何?

Amazon が提供するクラウドサービス

AWS でできることの例

AWS の主要なサービス

AWS は従量課金制

AWS の無料枠について

02 そもそも、クラウドって何?

「クラウド」とは

「クラウド」の対義語、「オンプレミス」とは

クラウドサービスって危険なの?

クラウドサービスは 3 つに分類される

クラウドサービスを支える仮想化技術

03 AWS 以外のクラウドサービス

AWS 以外にどんなクラウドサービスがあるの?

Azure:Microsoft 社が提供するクラウドサービス

GCP:Google 社が提供するクラウドサービス

この章のまとめ

Chapter 02 AWS をはじめよう
01 AWS のアカウントを作ろう

AWS のアカウントの種類

ルートユーザーのアカウントを作ろう

IAM ユーザーのアカウントを作ろう

02 基本的な使い方

マネジメントコンソールを使ってみよう

ダッシュボードを使ってみよう

IAM ユーザーからルートユーザーに切り替えるには

今月の利用料金はいくら?

Column サブスクとは

03 AWS のセキュリティ

IAM ユーザーによるアクセス権

AWS のアーキテクチャ

AWS のネットワーク構成と通信の制御

Column クラウドサービスのセキュリティについて

この章のまとめ

Chapter 03 Amazon EC2 を使ってみよう
01 Amazon EC2 とは

仮想サーバー Web アプリケーションを構築するサービス

02 EC2 のインスタンス作成と接続

EC2 でインスタンスを作ってみよう

Tera Term をインストールしよう

Tera Term で EC2 のインスタンスに接続しよう

03 EC2 に Apache と PHP をインストール

EC2 に Web サーバーを構築しよう

EC2 に PHP をインストールする

Web アプリケーションを動かしてみる

04 EC2 の料金

EC2 の料金について

EC2 の無料利用枠について

この章のまとめ

Chapter 04 Amazon RDS を使ってみよう
01 Amazon RDS とは

データベースを利用できるサービス

02 データベース作成と接続

RDS のデータベースを作成しよう

RDS のデータベースに接続しよう

MySQL Workbench で RDS のデータベースに接続しよう

03 RDS の料金

RDS の料金について

この章のまとめ

Chapter 05 Amazon S3 を使ってみよう
01 Amazon S3 とは

クラウドストレージを利用できるサービス

02 バケットとオブジェクト

S3 のバケットを作成しよう

S3 のバケットにオブジェクトを追加しよう

S3 のオブジェクトにアクセスしよう

03 S3 の料金

S3 の料金について

この章のまとめ

技書の森解説

AWS の勉強は、解説を読み込むより先にまず 1 度触ってみると景色が変わります。『図解! AWS のツボとコツがゼッタイにわかる本』 (五十嵐貴之 著、秀和システム、 2021 年 12 月刊、 A5 判) は、その「最初に触る」を安全に案内することへ的を絞ったハンズオン型の入門書です。秀和システムの「ツボとコツ」シリーズの一冊で、版元は IT のスキルアップを目指す学生、 IT 系企業で働き始めたばかりの新人社員、 AWS を知りたい人を対象に挙げています。

全 5 章の構成: 準備 2 章 + ハンズオン 3 章

全 5 章のうち前半 2 章が準備です。第 1 章で クラウド とオンプレミスの対比、クラウドサービスの 3 分類、それを支える仮想化技術、 Azure や GCP との位置関係といった概念を押さえ、第 2 章でルートユーザーと IAM ユーザーの区別を学びながらアカウントを作り、マネジメントコンソールの使い方と利用料金の確認方法を覚えます。後半 3 章が本編のハンズオンで、 EC2 でインスタンスを作って Tera Term で接続し Apache と PHP を入れて Web アプリケーションを動かす、 RDS でデータベースを作って MySQL Workbench から接続する、 S3 でバケットとオブジェクトを操作する、という流れです。第 1 章の従量課金と無料枠の説明に加えて、 EC2 ・ RDS ・ S3 の各章にも料金の節が置かれています。

EC2 ・ RDS ・ S3 という 3 サービス選択の意味

扱う 3 サービスの選択は堅実です。計算 (EC2) ・データベース (RDS) ・ストレージ (S3) は Web システムの最小構成そのもので、ここを一度手で組んだ経験があると、 AWS の膨大なサービス一覧も「この 3 つの役割の発展形・分業形」として眺められるようになります。初学者がクラウドをためらう大きな理由は概念の難しさよりも課金への不安ですが、本書は料金のしくみと確認手順を繰り返し扱っており、意図しない課金を警戒しながら練習できる作りです。ルートユーザーを日常利用せず IAM ユーザーを作るという AWS 運用の基本作法を、最初のアカウント作成の段階で自然に通過させる構成にも目配りがあります。

2021 年 12 月刊行時点という前提と扱わない範囲

操作手順型の本なので、 2021 年 12 月の刊行時点のマネジメントコンソール画面と無料枠の条件が前提です。 AWS のコンソールは更新が続くため、画面の細部は手元と異なることがあります。 EC2 への接続には Tera Term を使う手順で書かれており、 Windows で学ぶ人に素直な構成です。一方、 VPC の設計やサーバーレスコンテナといった話題は扱いません。範囲は狭く、そのぶん初学者が深みに落ちずに完走できる分量に収まっています。

カタログ型入門書との使い分け

サービス全体の見取り図を先に持ちたい人には、『 AWS の基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書』のような カタログ型の入門書 が合います。本書はその逆で、範囲を EC2 ・ RDS ・ S3 に絞り、「自分の手で動かした」という事実を作るための本です。読み終える頃には、インスタンスを立てる・データベースにつなぐ・ファイルを置くという基本動作が自分の経験になり、その後にどんな AWS の教材を読むときも画面の向こうで何が起きているかを想像できる足場になります。クラウドの学習が「読んだだけ」で止まっている人にこそ向く一冊です。

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