図解 Amazon Web Services の仕組みとサービスがたった 1 日でよくわかる

ズカイアマゾンウェブサービスノシクミトサービスガタッタイチニチデヨクワカル

図解 Amazon Web Services の仕組みとサービスがたった 1 日でよくわかるの表紙
ネットワーク
著者:
NRI ネットコム株式会社 / 上野 史瑛 / 小林 恭平 / 尾澤 公亮 / 高梨 友之(エヌアールアイネットコムカブシキガイシャ / ウエノフミアキ / コバヤシキョウヘイ / オザワコウスケ / タカナシトモユキ)
出版社:
SB クリエイティブ
出版日:
2022年02月03日頃
ISBN:
9784815612818
在庫:
在庫あり
3(4 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
AWS機械学習セキュリティデータベースネットワークコンテナサーバーレスストレージ仮想サーバーシステム開発

なぜ注目されているか

総合303位 ↓ 2 ランクダウン 言及 9 件・うち記事 7 件を掲載
言及数
375位
出版日02320222023202420252026

書籍紹介

AWS の最初の一歩としての基本の知識を、1 冊にぎゅっと凝縮した入門書。
誰もが確実に知識を身につけられるように、豊富な図解とわかりやすいテキストで、AWS の幅広い知識を体系的に解説していきます。

<本書の特徴>
● オールカラーの紙面に、図や画面を豊富に掲載。楽しく、直感的にわかりやすい内容を目指しました。

● 仮想サーバー、ストレージ、ネットワーク、データベース、セキュリティなどの根幹をなすサービスを、コストや利用イメージなども交えながら丁寧に解説。基本の知識がしっかり身につきます。

● IT システムに馴染みのない人でもつまずかないよう、サーバーやネットワークなどの基礎知識もやさしく解説します。

● コンテナ、サーバーレスコンピューティング、機械学習などの新しいサービスもしっかり紹介。いまどきのシステム開発の基礎知識も身につきます。

● 定番のサービスだけでなく、知っておきたい便利なサービスも多数掲載。本書では 60 以上のサービスを紹介しています。

技書の森解説

『図解 Amazon Web Services の仕組みとサービスがたった 1 日でよくわかる』 (NRI ネットコム株式会社、上野 史瑛、小林 恭平、尾澤 公亮、高梨 友之 著、SB クリエイティブ、2022 年 2 月刊) は、AWS をこれから学び始める人に向けて、主要なサービスの役割と使いどころをオールカラーの図解で説明する入門書です。版元の紹介文は、本書を AWS の最初の一歩としての基本の知識を 1 冊に凝縮した入門書と位置づけ、知識ゼロから基本が身につくことを掲げています。サーバーやネットワークといった IT の基礎知識から説明を起こしている点も特徴で、システム開発の経験が浅い人でも読み始められるように組まれています。

全 8 章の構成、始め方からコンピューティング、セキュリティまで

構成は Chapter 1 から Chapter 8 までの全 8 章です。Chapter 1 は Amazon Web Services の基礎知識で、クラウド関連の用語、AWS を理解する 6 つのポイント、サービスの分類と代表的なサービス、日本国内の導入事例を扱います。Chapter 2 は Amazon Web Services の始め方として、アカウントの作成、AWS サービスを操作する 3 つの方法、利用料の可視化、システムが構築される場所の選び方を取り上げます。Chapter 3 のコンピューティングサービスでは、サーバーの基礎知識から EC2 による仮想サーバーの作成、負荷に応じたサーバーの自動的な追加と削除、サーバーを持たずにプログラムを実行する方法、コンテナの仕組みと ECS までを順にたどります。続く Chapter 4 はストレージサービス (Amazon S3 と EBS)、Chapter 5 はネットワークとコンテンツ配信サービス (Amazon VPC、ELB、DNS サービス、CloudFront)、Chapter 6 はデータベースサービス (リレーショナルデータベース、Aurora、キーと値の組み合わせによるデータ管理、データ分析のための大量データの取り込み)、Chapter 7 はセキュリティ、アイデンティティサービス (IAM、操作の記録、設定履歴の管理、不正の検知、Web アプリケーションのセキュリティ) です。最後の Chapter 8 は知っておきたいその他のサービスとして、データ活用、機械学習、システム自体を管理するサービスを紹介します。各章の終わりには、関連するサービスを「〜5 選」「〜7 選」の形でまとめた SECTION が置かれている章が多く、版元の紹介文によれば本書全体で 60 以上のサービスを紹介しています。

サービス名の暗記より、選び分けの地図を作ることが入門の要

AWS を学び始めた人がつまずきやすいのは、サービスの数の多さそのものより、似た役割のサービスがいくつも並んでいて、どれを選べばよいのか判断の軸が見えない点です。仮想サーバーを自分で管理する EC2、コードの実行だけを任せる サーバーレスの実行環境、アプリケーションを詰めて動かすコンテナ、という並びは、利用者が管理する範囲がどこまでかという一本の軸で整理できます。本書の Chapter 3 がサーバーの基礎知識から始まり、仮想サーバー、サーバーレス、コンテナの順に進むのは、この管理範囲の違いを段階的に見せる意図と読めます。もう一つの軸は、AWS と利用者のどちらがどこまで責任を持つかという考え方で、アクセス権を誰にどれだけ与えるかを決める AWS の IAM は、その利用者側の責任の中心にあたります。章立てがサービス分類ごとにまとまっているので、ストレージやデータベースといった分類の単位で「この目的にはどの候補があるか」を見比べる使い方に向いています。

前提知識はほぼ不要、2022 年 2 月時点の AWS を前提に読む

版元の紹介文が IT システムに馴染みのない人でもつまずかないよう基礎知識から解説すると述べているとおり、読み始めるのに必要な前提はほとんどありません。クラウドコンピューティング という言葉は聞いたことがあるが、オンプレミスのサーバーとの違いや、AWS のアカウントを作ると何が始まるのかを説明できない、という段階の人がちょうど対象に入ります。一方で、本書は 2022 年 2 月の刊行で、紹介されるサービスの画面や料金、機能の細部はその時点のものです。サービスの役割や分類の考え方は年数を経ても変わりにくい一方、具体的な設定画面や上限値は公式ドキュメントで確かめ直す前提で読むのが安全です。

すでに EC2 や S3、VPC を日常的に設定している人や、手順を追って構築を進めるハンズオン形式の本を探している人には、本書の守備範囲は手前すぎるはずです。AWS 認定資格の学習や、設計と運用の深い判断を求めるなら、目的別に本を選び分けた AWS 本の選び方 から次の一冊を探すほうが近道です。逆に、配属や案件で AWS を使うことが決まった直後の人、開発チームとの会話に出てくるサービス名の意味を一通り押さえたい企画職や営業職の人にとっては、全体を図で一巡できる本書は、その後に読む公式ドキュメントや専門書を理解する速さを大きく変えてくれる一冊です。

言及した記事 (7 件)

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

NRI ネットコム株式会社 の他の書籍

関連記事

関連用語

共有: