図解まるわかり 要件定義のきほん(ズカイマルワカリヨウケンテイギノキホン)
ソフトウェア工学・設計- 著者:
- 西村 泰洋/相川 正昭/蓮沼 潤一(ニシムラ ヤスヒロ/アイカワ マサアキ/ハスヌマ ジュンイチ)
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2022年12月21日
- ISBN:
- 9784798177595
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
要件定義は RD (Requirements Definition) とも呼ばれていますが、ビジネスや業務を IT で実現する上でまさに要となる活動です。その理由は、要件定義がビジネスや業務の構想、そして企画を IT で実現するために、具体的に文字やイラストで表現し、関係者で確認をして合意を形成する活動だからです。本書は、そのような要件定義の重要性と実務を踏まえて、要件定義の進め方やドキュメントの作成方法についてイチから解説します。
技書の森解説
動くものを作る技術は独学できても、「何を作るべきか」を決める技術は現場に出るまで学ぶ機会がほとんどありません。ビジネスや業務の構想を文字や図に起こし、関係者の確認と合意を積み上げていく要件定義は、上流工程の要でありながら、教わらないまま担当に指名されがちな仕事です。本書はその要件定義を、進め方と成果物の両面からイチから解説する入門書で、著者は西村泰洋氏、相川正昭氏、蓮沼潤一氏の 3 名。翔泳社から 2022 年 12 月に刊行されました。
「図解まるわかり」の書名が示す通り、図解を軸にトピックを刻んで進む構成のため、要件定義とは何かという概念の説明にとどまらず、どんな順序で何を決め、どんなドキュメントに落とすのかという実務の手触りまで届きます。開発経験は前提とされておらず、 IT 部門に異動してきた業務部門出身者や、初めて顧客との要件定義に同席する若手 SE がそのまま読める水準です。一方、要求工学の理論や大規模案件特有の統制を求める読者には、この先にもう一段専門的な文献が必要になります。
要件定義は「聞いたことをまとめる作業」ではなく「合意を設計する仕事」だと捉え直せるかどうかが、上流工程の担当者としての分かれ道です。その最初の視点転換を促す役割を、本書は図解の読みやすさで果たします。
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