図解まるわかり 要件定義のきほん

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図解まるわかり 要件定義のきほんの表紙
ソフトウェア工学 / 設計
著者:
西村 泰洋 / 相川 正昭 / 蓮沼 潤一(ニシムラ ヤスヒロ / アイカワ マサアキ / ハスヌマ ジュンイチ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2022年12月21日
ISBN:
9784798177595
在庫:
在庫あり
3.83(6 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
要件定義システム設計ビジネス分析ドキュメンテーションプロジェクト管理ユーザー要件機能要件非機能要件要件管理コミュニケーションスキル

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総合2259位

書籍紹介

要件定義は RD (Requirements Definition) とも呼ばれていますが、ビジネスや業務を IT で実現する上でまさに要となる活動です。その理由は、要件定義がビジネスや業務の構想、そして企画を IT で実現するために、具体的に文字やイラストで表現し、関係者で確認をして合意を形成する活動だからです。本書は、そのような要件定義の重要性と実務を踏まえて、要件定義の進め方やドキュメントの作成方法についてイチから解説します。

技書の森解説

『図解まるわかり 要件定義のきほん』 (西村 泰洋、相川 正昭、蓮沼 潤一 著、翔泳社、2022 年 12 月刊) は、要件定義の進め方とドキュメントの作成方法を、解説とイラストを組にして一から説く図解まるわかりシリーズの入門書です。版元は要件定義を RD (Requirement Definition) とも呼び、ビジネスや業務の構想と企画を IT で実現するために、文字やイラストで具体的に表し、関係者で確認して合意を形成する活動と位置づけています。版元が挙げる読者は、要件定義の基本を学びたい方、IT による実現の方法論やシステム開発工程全般を学びたい方、ユーザー企業や IT ベンダーがどのような思考で臨むべきかを考えている方です。

全 10 章の構成、要件定義の基本から RD 人材の育成まで

第 1 章「要件定義の基本」は、要件定義の流れと全体像、プロセスと成果物、ビジネス要件とシステム化要件の定義、非機能要件の概要、ステークホルダーの見極め、前工程と後工程を見渡します。第 2 章は契約内容とシステム構築方式の変化を受けて、経営者、業務部門、システム部門、IT ベンダーのそれぞれが意識すべきことを整理します。第 3 章はユーザー企業が中心に作るドキュメントとして、プロジェクト計画書、組織の把握や業務フローなどの現状把握、問題把握と施策検討、As-Is / To-Be 図と KPI によるあるべき姿の定義を扱います。第 4 章は基幹システムを例にビジネス要件から機能要件、画面と帳票へ進み、第 5 章はクラウドやデータ活用の知識に続けて、AI による画像判定、IoT による温度管理、ワークフローパッケージの適用を例に要件定義を進めます。第 6 章でプロジェクトの立ち上げ、第 7 章で監視とコントロール、第 8 章でシステム化要件のドキュメントを扱い、第 9 章で要件定義の前後の開発工程を、第 10 章「RD 人材を育てる」で DX 時代の人材と求められるスキルを取り上げます。

業務の図から非機能要件書まで、成果物で見る要件定義

要件定義 では、業務をどう変えるかというビジネス要件と、それをシステムの機能や画面に落としたシステム化要件を分けて詰め、さらに性能や可用性、セキュリティといった機能以外の条件を非機能要件として書き出します。本書の第 8 章は、画面遷移図と画面レイアウト、画面項目一覧と帳票レイアウト、概念データモデルとエンティティ一覧、CRUD 図、バッチ処理一覧と外部インタフェース一覧を経て、非機能要求グレードの使い方を含む非機能要件書を可用性、性能 / 拡張性、運用 / 保守性、移行性、セキュリティ、システム環境 / エコロジーの順に扱い、現行システム構成図と運用 / 移行 / 総合テスト計画の作成で締めます。第 7 章はドキュメントのトレーサビリティの確保、要求の評価、RD 完了の判断を取り上げています。

プロジェクトの立ち上げと監視を扱う第 6 章と第 7 章

計画と体制の組み方は プロジェクトマネジメント の領域で、作業を分解して見積もる WBS もその用語です。本書の第 6 章はプロジェクトの定義と体制の考え方、WBS の考え方、スケジュールの作成とツール、スケジュールのフィージビリティ、計画時点の費用の見積もり、チームビルディングの方法、プロジェクトの管理項目を扱い、章の見出しには「RD を起点にプロジェクトを立ち上げる」が添えられています。第 7 章では見積りと投資効果分析も扱います。

版元が案内する本書の作り

版元の案内では、本書は豊富な現場経験をもとに現場の実態や出来事に即して解説し、キーワードから知りたい項目を調べやすい作りです。要件定義の次の段階である基本設計や、システムテストと運用テストの計画へ進みたい人にも役立つ内容を収めていると版元は説明しています。本書は、要件定義の基本と進め方、ユーザー企業と情報システム部門と IT ベンダーが作るドキュメント、前後の開発工程と RD 人材の育成までを全 10 章に収めています。

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