図解即戦力 要件定義のセオリーと実践方法がこれ1冊でしっかりわかる教科書の表紙

図解即戦力 要件定義のセオリーと実践方法がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書(ズカイソクセンリョクヨウケンテイギノセオリートジッセンホウホウガコレイッサツデシッカリワカルキョウカショ)

著者:
エディフィストラーニング株式会社 上村有子(エディフィストラーニングカブシキガイシャウエムラユウコ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2020年06月29日頃
ISBN:
9784297113674
在庫:
在庫あり
★★★★☆4(10 件)
中級者向け
要件定義システム開発ソフトウェアエンジニアリングビジネス分析プロジェクト管理要件分析要件管理ユーザー要件機能要件実務知識

なぜ注目されているか

総合
654
16 ランクダウン3 件の言及
言及数
799

書籍紹介

システム開発における最初の関門である「要件定義」を、豊富なイラストや表、具体例を用いてわかりやすく解説しています。現場に立つうえでエンジニアが身につけておくべき知識が満載の一冊です。
1 章 要件定義の基礎知識

01 要件定義とは

02 要件定義の位置づけ 〜いつ決めるのか〜

03 要件定義への取り組み姿勢 〜誰が決めるのか〜

04 要件定義作業フェーズの全体像

05 下調べ・段取りフェーズの概要

06 分析・定義フェーズの概要

07 合意と承認・維持フェーズの概要

2 章 要件定義の下調べ・段取りフェーズ
08 下調べ・段取りフェーズの全体像

09 事業目標の共有

10 対象範囲の確認

11 ステークホルダーの識別

12 要件定義作業の進め方

13 ジャッジのための基準づくり

14 計画書の作成

3 章 業務要求の分析・定義フェーズ
15 業務要求の分析・定義フェーズの全体像

16 現行業務の調査

17 業務フローの分析・定義

18 ビジネス・ルールの分析・定義

19 入出力情報の分析・定義

20 業務要件の文書化

21 業務要件の検証

22 業務要件の妥当性確認

4 章 機能要求の分析・定義フェーズ
23 機能要求の分析・定義フェーズの全体像

24 現行システムの利用調査

25 システム機能に関する分析・定義

26 画面に関する分析・定義

27 帳票に関する分析・定義

28 データに関する分析・定義

29 外部接続に関する分析・定義

30 機能要件の文書化

5 章 非機能要求の分析・定義フェーズ
31 非機能要求の分析・定義フェーズの全体像

32 可用性に関する分析・定義

33 性能・拡張性に関する分析・定義

34 運用・保守性に関する分析・定義

35 移行性に関する分析・定義

36 セキュリティに関する分析・定義

37 システム環境・エコロジーに関する分析・定義

38 非機能要件の文書化

6 章 要件定義の合意と承認・維持フェーズ
39 合意と承認・維持フェーズの全体像

40 打合せ内容への合意

41 要件定義への承認

42 トレーサビリティの管理

43 要求のライフサイクル管理

技書の森解説

コードを書く力があっても、そもそも「何を作るべきか」を決める工程で迷子になる。要件定義は多くのエンジニアにとって、初めて経験するときに最も手応えが掴みにくい上流工程です。本書は「図解即戦力」シリーズの一冊として、業務要件の整理からシステム要件への落とし込み、非機能要件の洗い出しまでを見開き単位の図解で体系的に示します。

著者の上村有子氏は要件定義の実務に長く携わってきた人物で、本書は理論だけでなく「ステークホルダーとの合意形成をどう進めるか」「曖昧な要望をどう構造化するか」という現場の泥臭い工程にも踏み込んでいます。見開きごとにテーマが完結する構成のため、通読よりも必要な場面で辞書的に引く使い方にも適しています。プロジェクトマネージャやリーダーの役割を初めて担う人が、全体像を短時間で掴むのに向いた設計です。

ただし図解中心で簡潔にまとめている分、ひとつひとつのトピックの掘り下げは浅めです。要件定義を本格的に深めるには、ユースケース駆動や RDRA (リレーションシップ駆動要件分析) などの手法書を併読する必要があります。まず地図を手に入れ、全体の中で自分が今どこにいるのかを把握するための一冊として機能します。

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