Kubernetes CI/CD パイプラインの実装

Kubernetes CI/CD パイプラインの実装の表紙
プログラミング
著者:
北山晋吾(キタヤマシンゴ)
出版社:
インプレス
出版日:
2021年10月19日頃
ISBN:
9784295012757
シリーズ:
impress top gear impress top gear
在庫:
在庫あり
4(1 件 / 楽天ブックス)
KubernetesCI/CD

なぜ注目されているか

総合497位 ↑ 1 ランクアップ 言及 4 件・うち記事 3 件を掲載
言及数
675位

書籍紹介

本書は、Kubernetes を活用したアプリケーション開発やそのリリースサイクルを自動化するためのノウハウについて解説しています。1 冊全体を通して Kubernetes 環境におけるアプリケーションライフサイクルの構築を順を追って体験します。継続的インテグレーションと継続的デリバリによって、「いかに少ない労力で開発プロセスを運用し続けるか」という課題に取り組みます。従来の開発プロセスからクラウドネイティブな開発プロセスへの変化を理解し、実践することにより、運用負担の軽減や迅速なサービス展開が可能となります。

技書の森解説

Kubernetes の上で動くアプリケーションについて、コードの変更からテスト、ビルド、本番への反映までを自動で回す仕組みを、Tekton Pipelines と Argo CD を使って一から組み立てる実践書です。『Kubernetes CI/CD パイプラインの実装』は北山 晋吾の単著で、インプレス (impress top gear) から 2021 年 10 月 19 日に発売されました。英文書名は Building a CI/CD Pipeline with Tekton, Argo on Kubernetes です。版元の紹介文は、継続的インテグレーションと継続的デリバリによって「いかに少ない労力で開発プロセスを運用し続けるか」という課題に取り組み、1 冊全体を通して Kubernetes 環境におけるアプリケーションライフサイクルの構築を順を追って体験すると案内しています。

全 8 章、Tekton の CI から Argo CD のリリースまで

目次は全 8 章です。第 1 章「開発プロセスの運用変化」と第 2 章「クラウドネイティブ開発に向けた環境準備」で前提をそろえ、第 3 章「Tekton Pipelines の概要」、第 4 章「継続的インテグレーションのパイプライン」、第 5 章「イベント駆動のパイプライン実行」と続きます。後半は第 6 章「Argo CD の概要」、第 7 章「継続的デリバリのデプロイメント」、第 8 章「継続的デリバリのリリース」です。章題の並びから見ると、前半で CI の道具を、後半で CD の道具を、それぞれ概要の章から実装の章へ進める組み立てになっています。

Kubernetes の上で CI と CD を分けて組む理由

Kubernetes の上で自動化を組む時の要点は、ビルドとテストを受け持つ側と、クラスターへ反映する側を分けて考えることです。CI の側はソースコードからコンテナイメージを作ってレジストリへ登録するところまでを受け持ち、CD の側はそのイメージを使うマニフェストとクラスターの状態を一致させる役目を負います。Tekton は処理の単位をクラスターのカスタムリソースとして定義する道具で、パイプラインの定義そのものをアプリケーションと同じくマニフェストで管理できます。コードの push を合図に処理を始めるには、Git のホスティングサービスから送られる Webhook の通知を受け取る仕組みが要ります。反映の側では、Git のリポジトリに置いたマニフェストを正として、クラスターの実際の状態をそこへ合わせ続ける GitOps という運用の考え方が土台になります。動いているコンテナに手を入れず、新しいイメージで丸ごと置き換える イミュータブルインフラストラクチャ の発想と組み合わせると、どの版がいつ反映されたかを Git の履歴から追えるようになります。

Kubernetes の運用を自動化したいチームに向く理由と、読む前の注意

版元は対象読者を明記していませんが、紹介文と章題から見ると、Kubernetes を使ったアプリケーション開発に関わり、手作業の多いリリースの流れを減らしたい開発者や運用担当者に向いた内容です。道具ごとに概要の章が実装の章の前に置かれているので、Tekton や Argo CD に初めて触れる人も順に追いやすい並びです。ただし、クラスターを手元に用意してコマンドを打つ作業は前提になります。また本書は 2021 年 10 月の刊行時点の道具を前提にした手順なので、手元で試す時は各プロジェクトの公式ドキュメントと突き合わせながら進めると迷いが減ります。一方で、本書の主題は開発プロセスの自動化なので、Kubernetes そのものを体系的に学びたい段階なら、入門書を併読する方が理解が早まります。CI と CD をクラスターの中で完結させる形を、道具の選び方から実際の組み立てまで一続きで確かめたい人にとって、自分のチームの仕組みを設計し直す土台になる一冊です。

言及した記事 (3 件)

この本は技書デッキのカードです (備え 2 / この戦い 攻撃 +3 / 毎ターン 備え +3) 図鑑でこの本を見る

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