エンジニア 1 年生のための世界一わかりやすい Linux コマンドの教科書
エンジニア 1 ネンセイノタメノセカイイチワカリヤスイ Linux コマンドノキョウカショ
- 著者:
- うすだ ひさし(ウスダ ヒサシ)
- 注目:
- 総合 1492 位
- 出版社:
- 日経 BP
- 出版日:
- 2021年10月16日頃
- ISBN:
- 9784296110315
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
本書は、Linux サーバー管理者やシステム管理者を目指すと決めた方がが、最初に読むべき入門書としておススメです!
Linux の利用やコマンド操作が初めてでも、理解しやすいように簡潔で分かりやすく解説しています。理解しづらい概念や仕組みは、著者直筆の親しみやすい栗のイラストで解説しました!
企業向け Linux サーバーとして導入実績の高い「Red Hat Enterprise Linux」をベースにし解説しています。ただし、紹介しているコマンドは「Debian」や「Ubuntu」など主要な Linux でも実行できます。
本書で Linux コマンドの基本をマスターして、Linux エキスパートを目指しましょう!
第 1 章 Linux の環境を作ろう
第 2 章 コマンドラインとシェルの関係を理解しよう
第 3 章 Linux の構造を頭の中に叩き込もう
第 4 章 コマンドの実行結果を活用しよう
第 5 章 コマンドの実行を制御する仕組みを知ろう
第 6 章 テキストファイルをエディタで編集。加工しよう
第 7 章 ファイルをコマンドで編集・加工しよう
第 8 章 指定した文字を含むファイルを高精度に見つけよう
第 9 章 コマンドラインを効率よく使いやすくしよう
第 10 章 スーパーユーザーの役割を知っておこう
第 11 章 シェルスクリプトを作って一括で処理しょう
第 12 章 Linux サーバー管理者なら押さえておくべきネットワークの必須コマンド
技書の森解説
『エンジニア 1 年生のための世界一わかりやすい Linux コマンドの教科書』は、Linux のサーバー管理者やシステム管理者を目指す人が最初に読む入門書として、コマンド操作を基礎から解説した本です。著者は うすだ ひさし で、日経 BP が 2021 年 10 月に発行し、日経 BP マーケティングが発売しています。版元の紹介文は、Linux の利用やコマンド操作が初めてでも理解しやすいように簡潔に解説し、理解しづらい概念や仕組みを著者直筆の栗のイラストで説明していると案内しています。
全 12 章の構成、環境づくりからネットワークのコマンドまで
目次は第 1 章「Linux の環境を作ろう」に始まり、第 12 章「Linux サーバー管理者なら押さえておくべきネットワークの必須コマンド」で終わる全 12 章です。間には、コマンドラインとシェルの関係を扱う第 2 章、Linux の構造を扱う第 3 章、コマンドの実行結果の活用を扱う第 4 章、コマンドの実行を制御する仕組みを扱う第 5 章と、操作の土台になる考え方の章が続きます。その後は、エディターによるテキストファイルの編集と加工 (第 6 章)、コマンドによるファイルの編集と加工 (第 7 章)、指定した文字を含むファイルの検索 (第 8 章)、コマンドラインを効率よく使う工夫 (第 9 章)、スーパーユーザーの役割 (第 10 章)、シェルスクリプトによる一括処理 (第 11 章) へ進みます。最初の章で Linux の環境を用意してから、コマンドを打つ章へ入る並びです。
シェルの解釈とディレクトリの配置を先に押さえる
Linux のコマンドを覚え始めた人がつまずきやすいのは、個々のコマンドの書式よりも、その裏で働く仕組みです。ターミナルに打ち込んだ文字列は、まずシェルが受け取り、空白で区切ってコマンド名と引数に分け、ワイルドカードの * を該当するファイル名に置き換えてからプログラムを起動します。この順序を知らないと、空白を含むファイル名や * を含む引数で思わぬ結果になります。また Linux では、ディスクの区別なく 1 つのルートディレクトリから始まる木構造にすべてのファイルが並び、設定ファイルは /etc、ログは /var/log、利用者の作業場所は /home に置くという配置の約束があります。コマンドを文字で打ち込む CLI の操作は、こうした約束を前提に、コマンドの出力をファイルに書き出すリダイレクトや、出力を別のコマンドの入力に渡すパイプで小さな道具を組み合わせるところに強みがあります。組み合わせた手順をファイルに書き残せば シェルスクリプト になり、繰り返す作業を自動化できます。本書の目次でも、シェルとの関係と Linux の構造の章が、ファイルを編集 / 加工する章より前に置かれています。
Red Hat 系が土台、Debian 系でも動くコマンド
版元の紹介文によれば、解説の土台は企業向けの Linux サーバーとして導入実績の高い Red Hat Enterprise Linux で、紹介しているコマンドは Debian や Ubuntu など主要な Linux でも実行できます。国立国会図書館の書誌にも、Red Hat 系と Debian 系の両対応という注記があります。2 つの系統の違いは、ソフトウェアの導入に使うパッケージ管理の道具 (Red Hat 系の dnf や yum、Debian 系の apt) や一部の設定ファイルの置き場所に出やすい一方、ファイルの一覧や複写、文字列の検索といった基本のコマンドは共通です。職場のサーバーが Red Hat 系でも、手元の学習環境が Ubuntu でも、基本のコマンドは同じ形で練習できます。
本書は環境づくりからシェルスクリプトとネットワークのコマンドまでを全 12 章で扱います。日常的に Linux を使い込んでいる人には基本の範囲が中心で、目次の章題に Web サーバーなどのサービスを構築する手順はありません。ターミナルを前に手が止まる段階から、サーバーの状態をコマンドで確かめられる段階へ進みたい人に向く一冊です。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
関連記事
マンガで学ぶプログラミングはアリなのか
マンガ形式のプログラミング入門書は、ちゃんと学べるのか。マンガ本の強みと弱み、活用法を正直に解説します。
Linux 本ガイド - コマンドライン / しくみ / 性能の 3 層で選ぶ技術書
Linux を学ぶ技術書の選び方を 3 層 (コマンドラインの操作 → カーネルのしくみ → 性能と運用) で整理。新しい Linux の教科書や [試して理解] Linux のしくみなどの定番書の使い分けと、学ぶ順番を解説します。
Git / GitHub 本ガイド - マンガ / GUI / 仕組み理解の 3 つの入口で選ぶ
Git と GitHub を学ぶ本の選び方を「入口の違い」で整理。マンガで概念を掴む本、GUI から入る本、仕組みを腹落ちさせる本、チーム開発の作法を学ぶ本、手元に置くリファレンスまで、2026 年 8 月時点の定番書で独学ルートを解説します。