ビジュアル 仕事が 10 倍速くなるエクセルワザ事典

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ビジュアル 仕事が 10 倍速くなるエクセルワザ事典の表紙
入門書
著者:
日経 PC21(ニッケイピーシーニジュウイチ)
出版社:
日経 BP 日本経済新聞出版
出版日:
2025年03月18日頃
ISBN:
9784296207343
シリーズ:
日経文庫
在庫:
在庫あり
4(7 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
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なぜ注目されているか

総合1905位

書籍紹介

●エクセル仕事の効率化に役立つ実践テクニックが満載!
●ビジネスパーソンに必須のスキルがすぐに身に付く!

仕事をテキパキと効率良く進めたいなら、Excel の機能や操作を覚えて、上手に使いこなせるようになることが一番の近道です。そこで本書では、ビジネスの現場で必要になる Excel の便利機能や実用ワザを厳選して、コンパクトな 1 冊にまとめました。身近に常備して、「こんなことはできないか?」「これをするにはどうればよいだろう?」と迷ったときに参照してください。無理だと諦めていたこと、手間や時間がかかると尻込みしていたことが、あっという間に解決できるはずです。市販 No.1 のパソコン雑誌「日経 PC21」が、25 年以上にわたり解説してきた Excel の実務スキルの数々。皆さんの業務効率化、仕事の質の向上にお役立てください。

技書の森解説

Excel の作業時間を削るには、機能を体系的に学び直すより、目の前の「これをするにはどうすればよいか」に即答してくれる引き出しを手元に持つほうが早い場面が多くあります。『ビジュアル 仕事が 10 倍速くなるエクセルワザ事典』 (日経 PC21 編、日経 BP 日本経済新聞出版、2025 年 3 月刊) は、パソコン雑誌「日経 PC21」の編集による Excel の実務ワザを、日経文庫の 1 冊として新書判にまとめた事典です。版元の紹介文は、ビジネスの現場で必要になる便利機能や実用ワザを厳選してコンパクトな 1 冊にした本と位置づけ、身近に常備して迷ったときに参照する使い方を勧めています。

全 6 章の構成、入力 / 表示からファイル操作まで

構成は全 6 章で、項目は 01 から 78 まで通し番号で並び、目次の末尾には実用ショートカットキー一覧が置かれています。第 1 章「入力・表示」は連続データの自動入力、単位の自動表示、「0001」を入れた通りに表示させる方法など入力の手数を減らすワザ、第 2 章「表の編集」は表の縦横変換、値のみの貼り付け、セルの書式だけのコピー、空欄の一括処理を扱います。第 3 章「計算 & 集計」は相対参照と絶対参照、複合参照、別シートのセルの参照といった数式の基本から、SUM や COUNT 系の関数、条件に合うデータの合計、ピボットテーブルによる項目別の集計とクロス集計、生年月日からの年齢計算まで進みます。第 4 章「データの整理」は並べ替えとフィルター、重複データの削除、ふりがなの表示と修正、全角文字の半角への変換、姓と名や住所の分割、複数の文字列の連結、IF 関数による条件分岐が中心です。第 5 章「グラフ」は棒グラフ、円グラフ、ヒストグラムの作成と数値軸の目盛りの調整、第 6 章「ファイル操作」はスタート画面の非表示、標準の保存先の変更、変更前のブックの復元、複数シートのまとめ印刷と PDF 化を収めます。

参照方式と集計の型を押さえると Excel はなぜ速くなるか

Excel の時短で差が付くのは、知っているテクニックの数より、繰り返し作業を「1 回の操作で済む型」に置き換えられるかどうかです。数式のコピーが崩れる原因の大半は相対参照と絶対参照の混同にあり、複合参照まで理解すると縦横に広がる計算表を 1 本の数式で埋められます。項目別の合計や人数は、条件に合うデータだけを合計 / カウントする関数でもピボットテーブルでも出せますが、集計軸を後から変えたい報告資料ではピボットテーブル、他の数式から参照したい値では関数、という使い分けが判断の軸になります。集計とグラフ化は規模こそ小さくても データ分析 の基本動作そのもので、Excel でこの二つを素早く回せるかどうかが報告資料の質と作成時間を同時に決めます。データの整理の章が扱う重複の削除、全角半角の統一、姓名や住所の分割は、集計の前工程であるデータクレンジングそのもので、ここを手作業でやっているかどうかが月次の締め作業の所要時間を左右します。本書は各ワザを短い項目単位に切っているので、こうした「型」を必要になった順に拾っていく学び方ができます。

新書判の事典形式が向く使い方と、向かない人

前提知識は、セルへの入力とマウス操作ができる程度で十分です。版元の紹介文が想定するのは、仕事をテキパキと効率良く進めたいビジネスパーソンで、「こんなことはできないか」と迷ったときに開く常備本としての使い方が前提になっています。新書判なので通勤鞄やデスクの引き出しに収まり、目次の項目名が「やりたいこと」の言葉で書かれているため、機能名を知らなくても該当ページにたどり着けます。一方で、関数の引数の仕組みから順に積み上げる体系的な入門書ではなく、目次には VBA やマクロ、Power Query といった自動化の項目も見当たりません。表計算の基礎から順序立てて学びたい人や、マクロによる自動化に踏み込みたい人は、Excel と VBA の本の選び方 を参考に、本書とは別の 1 冊を用意するほうが目的に合います。

毎日 Excel を触っているのに同じ手作業を繰り返している人、集計や名簿整理を任されて「もっと楽なやり方があるはず」と感じている人にとって、本書は 1 項目を試すごとに数分単位の短縮が返ってくる種類の本です。値のみの貼り付けや重複データの削除のような基本のワザを 1 つ定着させるだけでも投じた金額は回収でき、手元に置いて迷ったときに開くという版元の勧める使い方が、そのまま最短の活用法になります。

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