C# フレームワーク ASP.NET Core 入門 .NET 7 対応

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C# フレームワーク ASP.NET Core 入門 .NET 7 対応の表紙
プログラミング
著者:
掌田津耶乃(ショウダツヤノ)
出版社:
秀和システム
出版日:
2023年01月31日
ISBN:
9784798069012
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
ASPプログラミングC・C++・C#ASP.NET CoreC#.NET.NET 7ハンズオンBlazorWeb 開発フレームワークVisual Studio

なぜ注目されているか

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言及数
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書籍紹介

2019 年刊行の「C# フレームワーク ASP.NET Core 3 入門」の改訂版です。改訂では ASP.NET Core の.NET7 へのアップデート内容と、Visual Studio など使用するツール類の新バージョン対応、Blazor などの新規ツールへ対応します。また解説はハンズオン形式でサンプルを作りながら進むので、基本的な知識をわかりやすく理解することが出来ます。

技書の森解説

ASP.NET Core は、Windows、MacOS、Linux などさまざまな環境で本格 Web アプリを構築できるフレームワークだと版元は紹介しています。『C# フレームワーク ASP.NET Core 入門 .NET 7 対応』 (掌田津耶乃 著、秀和システム、2023 年 1 月刊) は、その ASP.NET Core と C# による Web 開発の基本を初心者向けに解説した入門書で、標準的な MVC 開発、SPA 対応の Razor ページ、フロントエンドまで C# で開発する Blazor という 3 つの開発モデルを、サンプルを作りながら順に体験する構成です。版元サイトにはサンプルコード・プロジェクトのダウンロードサービスがあり、判型は B5 変型判です。

全 7 章の構成、Razor / MVC / Blazor の 3 モデルとデータベース

構成は全 7 章です。Chapter 1「ASP.NET Core の環境構築」で .NET Core のインストールと Visual Studio Community および Visual Studio Code の準備、プロジェクトの作成と基本の理解を済ませ、Chapter 2 から 4 で Razor ページアプリケーション、MVC アプリケーション、Blazor アプリケーションを 1 章ずつ作ります。Razor ページの章はページファイルとページモデル、Html ヘルパーによるフォームの作成、Razor 構文、MVC の章はコントローラーとビューの基本とフォームの利用、Blazor の章は Razor コンポーネントによるコンポーネントの作成、サーバーアクセス、Blazor から JavaScript を呼び出す方法まで扱います。Chapter 5「Entity Framework によるデータベースアクセス」は Razor / MVC / Blazor の 3 モデルそれぞれのデータベース利用とスキャフォールディングで生成された CRUD ページを、Chapter 6「データベースを使いこなす」はレコードの検索処理、LINQ に用意される各種の機能、値の検証、複数モデルの連携を扱い、Chapter 7「その他の機能」で Web API アプリケーション、React による SPA 開発、ユーザー認証について触れて終わります。

旧版からの改訂点、.NET 7 対応と Blazor の追加

本書は 2019 年刊行の『C# フレームワーク ASP.NET Core 3 入門』の改訂版です。版元は改訂内容として、ASP.NET Core の .NET 7 へのアップデート内容、Visual Studio など使用するツール類の新バージョン対応、Blazor などの新規ツールへの対応を挙げており、対応バージョンは .NET 7 (.NET 6) と案内されています。旧版を持っている人にとっての差分は、フレームワーク本体のバージョン追随に加えて、Blazor という C# だけでフロントエンドまで書く開発モデルが 1 章分と、データベースの章の中の Blazor 対応として組み込まれた点にあります。なおバージョンやツールの対応は 2023 年 1 月刊の時点のものなので、手元の環境と食い違う箇所は版元の公開するサンプルプロジェクトで確認しながら進めるのが確実です。

3 つの開発モデルを同じデータベース層で比べられる技術背景

ASP.NET Core を学ぶときの最初の壁は、同じフレームワークの中に画面の作り方が複数あることです。ページ単位で HTML とその裏側のページモデルを対にする Razor ページ、リクエストをコントローラーが受けてビューに渡す MVC、C# で書いたコンポーネントがブラウザ側の対話まで受け持つ Blazor は、HTTP のリクエストとレスポンスをどこで誰が処理するかという分担の考え方が異なり、公式ドキュメントを個別に読むだけでは違いが掴みにくい領域です。本書の構成が有効なのは、Chapter 5 で 3 モデルそれぞれに Entity Framework によるデータベース利用を実装し、Chapter 6 では Find ページや Messages ページのような同じ機能を Blazor アプリ / Razor ページアプリ / MVC アプリの 3 通りで作る点で、O/R マッパー を介したデータアクセスやモデルの検証、複数モデルの連携といった共通部分と、画面側の流儀だけが違う部分を並べて確認できることです。Chapter 7 の Web API と React による SPA 開発 は、C# をサーバー側だけに使い、画面を JavaScript フレームワークに任せる選択肢も体験させてくれるため、自分の案件でどのモデルを選ぶかの判断材料が 1 冊の中で揃います。

初心者向けだが C# の文法は前提、2023 年時点の版として読む注意

版元は初心者向けと案内していますが、目次に C# の文法そのものを扱う章は無く、クラスやプロパティ、LINQ の式を読める程度の C# の基礎は別途押さえておく必要があります。逆に、ASP.NET Core の内部構造や大規模開発の設計論、認証基盤の本格的な構築を求める人には、ユーザー認証について 1 節で触れる程度の本書は入口に留まります。また 2023 年 1 月刊の版である以上、.NET 7 (.NET 6) 対応という時点を前提に読み、それ以降のバージョンでの差分は公式情報で補う姿勢が必要です。

Web 開発の学び方全体については Web 開発本の選び方 で整理していますが、C# で Web アプリを作りたいと決めている人にとって、本書は Razor ページ / MVC / Blazor の 3 つをすべて手で動かして比べられる入門書です。業務で C# を使っていて社内向けの Web ツールを自分で立ち上げたい人、Windows デスクトップ開発から Web へ移りたい人、Blazor が自分の用途に合うかを実際に作って判断したい人には、サンプルを作りながら進む本書の構成が投じた時間に見合う成果を返してくれます。

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