うんこドリル はじめてのプログラミング 小学 1-6 年生

ウンコドリル ハジメテノプログラミング ショウガクイチカラロクネンセイ

うんこドリル はじめてのプログラミング 小学 1-6 年生の表紙
プログラミング
著者:
文響社(ブンキョウシャ)
出版社:
文響社
出版日:
2022年12月08日
ISBN:
9784866515885
シリーズ:
小学生 プログラミング
在庫:
在庫あり
5(1 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
プログラミング入門プログラミング教育用プログラミングプログラミング的思考小学生向けプログラミングドリル形式学習ビジュアル学習デバッグ抽象化順序処理

なぜ注目されているか

言及数
1186位
総合1723位 言及 1 件

書籍紹介

★☆★大人気シリーズの最新作★☆★
プログラミングのドリルが登場!!

1 全問が楽しいうんこ問題
全ての問題に「うんこ」が登場。興味をひきつけるうんこ問題で、主体的に取り組むことができます。

2 プログラミング的思考が身につく!
本文は「順序」「くりかえし」「場合分け」「デバッグ」「抽象化」の 5 カテゴリで構成。

コンピュータの操作を必要とせずに、プログラミングの際に考え方を学ぶことができます。カテゴリごとの問題に触れて、しっかり身につけていくことができます。

3 ボードを使って問題作り
付録のボードを使うことで、自分で問題を作ることができます。考え方のパターンは何通りもあるので、楽しく何度も取り組むことができます。

技書の森解説

ドリルを開いてもらうこと自体が壁になる小学生に、プログラミングの考え方を紙の問題で届けるのが『うんこドリル はじめてのプログラミング 小学 1-6 年生』 (文響社 編、文響社、2022 年 12 月刊、B5 判 / 80 ページ) です。全ての問題に「うんこ」が登場する同シリーズの型はそのままに、版元が「プログラミング的思考」と呼ぶ考え方を、コンピュータの操作を必要とせずに学べるように作られた学習参考書で、対象は書名どおり小学 1 年生から 6 年生までです。

「順序」から「抽象化」まで、5 カテゴリの問題構成

版元の紹介によれば、本文は「順序」「くりかえし」「場合分け」「デバッグ」「抽象化」の 5 カテゴリで構成され、カテゴリごとの問題に触れて考え方を身につけていく作りです。書店掲載の書誌 (出版社提供) の目次では、この 5 項目の後に「まとめ」が置かれ、内容説明は「論理的な考え方や問題解決力が身につく!」と一言で要約しています。特徴的なのは付録のボードで、これを使って自分で問題を作ることができ、考え方のパターンは何通りもあるので楽しく何度も取り組める、と版元は説明しています。解くだけでなく作る側にも回れる仕掛けが、一度きりで終わりがちな 80 ページのドリルの使い方に幅を与えています。

プログラミング的思考をコンピュータなしで学ぶ意味

プログラミングを学ぶときに本当に難しいのは、言語の文法ではなく、やりたいことを手順に分解して並べ、同じ動きは 繰り返し としてまとめ、状況に応じて処理を 場合分け し、思ったとおりに動かないときに原因を探して直す、つまり デバッグ するという考え方そのものです。共通する部分を抜き出して一般化する抽象化も含め、本書の 5 カテゴリは、どの言語で書くコードにも共通する骨格と対応しています。この骨格を先に身につけておくと、後から Scratch のようなビジュアル言語や文字で書く言語に進んだときに、画面上のブロックや命令が何をするためのものかをすぐに結び付けられます。コンピュータを使わずに考え方だけを扱う学習はアンプラグドと呼ばれることもあり、機器の準備や操作の習得に時間を取られず、考える部分に集中できるのが利点です。文部科学省が公開する「小学校プログラミング教育の手引」 (2020 年 2 月に第三版へ改訂) は、学習指導要領で示された小学校段階のプログラミング教育の基本的な考え方や育む力を解説する文書で、国立国会図書館の書誌でも本書には「新学習指導要領対応」の注記が付いています。

小学 1 年生から 6 年生まで、向く家庭と向かない場面

前提知識は要りません。版元はコンピュータの操作を必要としないと明記しており、パソコンやタブレットが手元になくても取り組めます。版元サイトには学年別のうんこドリルも並びますが、本書は 1 冊で小学 1 年生から 6 年生までをまとめて対象にしています。うんこ問題で興味をひきつけて主体的に取り組めるようにする、という版元の狙いは、勉強机に向かわせるのに苦労している家庭でこそ効きます。一方で、実際にコードを書いてゲームやロボットを動かしたい段階の子どもや、Scratch など特定のツールの操作を学ばせたい保護者には向きません。本書はあくまで考え方の準備であり、ここで芽生えた興味を手を動かす環境へつなぐのは別の教材の役割です。

元が取れるのは、子どもが自分から机に向かうきっかけを探している家庭、機器を買う前にプログラミングの考え方だけを試させたい家庭、そして 1 冊を解いたら終わりではなく付録のボードで問題作りまで遊べる教材を求める家庭です。「うんこ」という入口の軽さと、順序から抽象化までの 5 カテゴリという中身の筋の良さが同居した一冊で、最初のプログラミング教材として手に取りやすい選択です。

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