Linux がわかる本

リナックス ガ ワカル ホン

Linux がわかる本の表紙
OS
著者:
吉川明広(ヨシカワ, アキヒロ)
出版社:
オーム社
出版日:
2004年12月
ISBN:
9784274079696
シリーズ:
なるほどナットク!
在庫:
在庫あり
3.4(5 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
LinuxOSシステムコマンドラインファイルシステムプロセス管理ユーザー管理セキュリティネットワークシステム管理

なぜ注目されているか

言及数
909位
総合1690位 ↑ 180 ランクアップ 言及 2 件

書籍紹介

Linux の生い立ちから仕組みそして使い方まで余すところなく解説。

技書の森解説

『Linux がわかる本』は、Linux の生い立ちから仕組み、使い方までを 1 冊でひととおり見渡すための入門書です。著者は吉川 明広で、オーム社の「なるほどナットク!」シリーズの一冊として 2004 年 12 月 22 日に B6 判で発売されました。版元は、Linux を使いこなすうえで必要最低限の知識に絞り、歴史観も含めてやさしく解説する本で、プログラミングなどの上級書籍への橋渡し役となる構成だと案内しています。

全 7 章の構成、Linux の歩みからネットワーク構築まで

目次は全 7 章です。1 章「Linux の歩み」、2 章「Linux のしくみ」、3 章「Linux のディストリビューション」と、まず成り立ちと構造を押さえ、4 章「Linux のインストール」で手元に環境を用意します。続く 5 章「便利な GUI デスクトップの利用」と 6 章「強力な CUI コマンドで使いこなす Linux」で画面操作とコマンド操作の両方を扱い、7 章「Linux でネットワーク構築」で締めくくる並びです。版元の紹介文は、インストールから主要コマンドの使い方までを解説すると説明しています。

カーネルとディストリビューションを分けて理解する意味

Linux という名前が指す範囲には、狭い意味と広い意味があります。厳密には Linux はカーネル、つまりハードウェアを管理してプログラムに資源を配る中核部分の名前であり、利用者が手にするのは、そのカーネルにシェルやライブラリ、デスクトップ環境、パッケージ管理の仕組みなどを組み合わせて配布するディストリビューションです。配布する団体や企業によって収録するソフトウェアや更新の方針が違うため、同じ Linux でも見た目や管理コマンドが異なります。設計思想の多くは UNIX から受け継いだもので、すべてをファイルとして扱う考え方や、小さなコマンドを組み合わせて仕事をさせる流儀がその代表です。本書は、歩み、しくみ、ディストリビューションの 3 章をインストールや操作の章より前に置いています。

GUI と CUI の両方を扱う範囲と、2004 年刊という前提

デスクトップ環境で直感的に操作できる一方、サーバーの管理や作業の自動化では、キーボードからコマンドを打ち込む CLI の操作が欠かせません。ただし本書は 2004 年 12 月の刊行で、インストールの手順や、取り上げるディストリビューションとデスクトップ環境はその時期のものです。カーネルとディストリビューションの関係やコマンドの基本的な考え方は変わりにくい部分ですが、実機を組み立てる手順は刊行時のものです。

版元が挙げる対象読者、初級プログラマーから営業職まで

版元がおすすめの読者として挙げるのは、Linux に興味を持つ初級プログラマー、ソフトウェア開発企業の営業職、大学や専門校の情報系の学生です。開発に携わる人だけでなく、ソフトウェアを売る側の職種も読者に含まれています。目次に、特定のディストリビューションの管理を主題にした章はありません。本書は、Linux の歩みとしくみ、ディストリビューション、インストール、GUI と CUI の操作、ネットワーク構築までを、上級書籍へ進む前の入口として全 7 章に収めています。

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