Linux がわかる本(リナックス ガ ワカル ホン)
OS- 著者:
- 吉川明広(ヨシカワ,アキヒロ)
- 出版社:
- オーム社
- 出版日:
- 2004年12月
- ISBN:
- 9784274079696
- シリーズ:
- なるほどナットク!
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
Linux の生い立ちから仕組みそして使い方まで余すところなく解説。
技書の森解説
Linux という OS の全体像を、手のひらサイズで俯瞰するための入門読み物です。著者は吉川明広氏で、オーム社の「なるほどナットク!」シリーズから 2004 年 12 月に刊行されました。 B6 判 228 ページと新書に近い判型で、版元は Linux に興味を持つ初級プログラマーやソフトウェア開発企業の営業職、情報系の学生を読者像に挙げています。
構成は 7 章です。 Linux の歩みという歴史の話から入り、 OS としてのしくみ、ディストリビューションという配布形態の考え方、インストール、 GUI デスクトップの利用、コマンドで操る CUI 、そしてネットワーク構築へと進みます。操作手順を写経させる実習書ではなく、なぜ無償で使えるのか、配布版が複数あるのはなぜかといった「 Linux とは何か」の部分に紙幅を割く読み物寄りの編集で、技術者以外への説明にも流用しやすい語り口です。
注意したいのは刊行時期で、 2004 年時点の状況が前提のため、取り上げられるディストリビューションやデスクトップ環境、インストール手順は当時のものです。コマンドや思想の根っこは通用するものの、実機の構築手順は新しい資料で補う前提で、歴史と仕組みの骨格をつかむ用途に向く一冊です。
言及 Qiita 記事 (1 件)
この本に興味がある方におすすめ
この本に関連
関連記事
ゼロから作る Deep Learning シリーズの読む順番 - 全 6 巻の内容と選び方を整理
ゼロから作る Deep Learning シリーズ全 6 巻 (基礎 / 自然言語処理 / フレームワーク / 強化学習 / 生成モデル / LLM) の読む順番を解説。各巻の内容 / 発売年 / 前提知識を一覧表で整理し、目的別にどの巻から読むべきかを案内します。
スマホ / パソコン入門書の選び方 - シニアの家族に贈る 1 冊の見つけ方
スマホとパソコンの入門書を「贈る側 / 教える側」の視点で選ぶガイド。機種と OS の一致、文字の大きさ、年度の確認という 3 条件と、Android / iPhone / Windows 11 それぞれの定番書、安全対策の 1 冊まで 2026 年 8 月時点の収載書から紹介します。
技術書のタイトルに隠された法則 - 「入門」「実践」「詳解」の意味を読み解く
技術書のタイトルに使われる「入門」「実践」「詳解」などのキーワードには暗黙のルールがあります。タイトルだけで本のレベルと内容を見抜くコツを紹介します。
関連用語
DDoS
大量のリクエストでサービスを利用不能にする分散型サービス拒否攻撃
相関 ID
分散システムで 1 つのリクエストに紐づく全ログを追跡するための一意な識別子
TCP 3-way ハンドシェイク
TCP 接続を確立するための 3 段階の手順で、SYN → SYN-ACK → ACK の順で行われる
Protocol Buffers
Google が開発した効率的なバイナリシリアライゼーションフォーマットで gRPC の標準データ形式
gRPC
Google が開発した高性能な RPC フレームワークで、Protocol Buffers を用いた効率的なサービス間通信を実現する
構造化ログとは - JSON ログの設計と検索性
構造化ログとは、ログを JSON など機械可読な形式で出力し、フィールド単位の検索 / 集計を可能にするロギング手法。非構造化ログとの違い、含めるべきフィールド、失敗パターンを解説