はじめての Linux

ハジメテノリナックス

はじめての Linux の表紙
OS
著者:
小林 真也 / 宇戸 寿幸 / 黒田 久泰 / 遠藤 慶一 / 藤橋 卓也(コバヤシ シンヤ / ウト トシユキ / クロダ ヒサヤス / エンドウ ケイイチ / フジハシ タクヤ)
出版社:
森北出版
出版日:
2020年03月28日頃
ISBN:
9784627854611
在庫:
在庫あり
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初級者向け
LinuxOSコマンドラインシェルテキストエディターソフトウェア開発LaTeXGNUPLOTネットワークシステム管理

なぜ注目されているか

言及数
57位
総合323位 ↑ 3 ランクアップ 言及 37 件・うち記事 36 件を掲載
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書籍紹介

これから Linux を学ぶ方に向けた, コマンドによる操作, テキストエディタの使いかた, シェルの環境設定やネットワーク設定といった, Linux を扱ううえで「これだけは知っておきたい」知識を, 豊富な実習例を通して学べるテキストです.

また, プログラムの開発環境, LaTeX,GNUPLOT など, Linux を用いた研究やレポート執筆に欠かせない必須アプリケーションについても, あわせて解説しています.

Linux をはじめて使う大学生・エンジニアにおすすめの 1 冊です.
第 1 章 基本操作

第 2 章 基本コマンド

第 3 章 応用コマンド

第 4 章 エディタ

第 5 章 ソフトウェア開発

第 6 章 文書作成ツール -LaTeX

第 7 章 文書作成ツール -グラフや図を描く

第 8 章 シェル

第 9 章 環境設定

第 10 章 ネットワークとサービス

第 11 章 システム管理

付録 A コマンドリファレンス
付録 B 正規表現

技書の森解説

Linux をはじめて使う大学生やエンジニアが、コマンドによる操作から、研究やレポート執筆に使うアプリケーションまでを実習例で一通り身につけるための入門テキストが『はじめての Linux』です。小林 真也 監修、宇戸 寿幸、黒田 久泰、遠藤 慶一、藤橋 卓也 著で、森北出版から 2020 年 3 月に刊行されました。副題は これだけは知っておきたい LinuxOS とアプリケーションの基礎知識です。版元の紹介文は、コマンドによる操作、テキストエディターの使いかた、シェルの環境設定やネットワーク設定といった Linux を扱ううえで「これだけは知っておきたい」知識を、豊富な実習例を通して学べるテキストと説明しています。

全 11 章の構成、基本操作から LaTeX とシステム管理まで

目次は全 11 章と付録 2 本です。第 1 章 基本操作、第 2 章 基本コマンド、第 3 章 応用コマンドでコマンド操作を段階的に固め、第 4 章 エディターでテキストの編集に進みます。第 5 章 ソフトウェア開発はプログラムの開発環境にあたる章で、第 6 章と第 7 章は文書作成ツールとして、それぞれ LaTeX と、グラフや図を描く道具を扱います。後半は第 8 章 シェル、第 9 章 環境設定、第 10 章 ネットワークとサービス、第 11 章 システム管理と、使う側から設定し管理する側へ視点が移っていきます。巻末には付録 A コマンドリファレンスと付録 B 正規表現が置かれ、本文を読み終えた後も手元で引ける作りです。章の並びからは、まず日常の操作に慣れ、次にプログラムと文書を作り、最後に環境の設定と管理を知るという、大学で Linux を使い始める人の順序に沿った構成と読めます。

研究とレポート執筆の道具まで含めた入門書という位置づけ

本書の性格をよく表しているのは、版元の紹介文が、プログラムの開発環境や LaTeX、GNUPLOT など、Linux を用いた研究やレポート執筆に欠かせない必須アプリケーションもあわせて解説すると明記している点です。数式を含むレポートや論文を LaTeX による組版 で書き、実験の結果をグラフにして差し込むという作業は、理工系の研究やレポートで繰り返し出てくるもので、その道具立てを Linux の操作と同じ本で学べることが本書の持ち味です。刊行時の著者プロフィールでは、監修者と著者のうち 4 名が愛媛大学、1 名が大阪大学の所属と紹介されており、大学の授業や研究室での利用を想定したテキストとして手に取ると性格をつかみやすいはずです。

コマンド操作を学ぶ意味と、手に取る前に知っておきたい範囲

ターミナルでの操作に慣れる価値は、作業を言葉として記録し、繰り返せる点にあります。マウスでの操作は手順を残しにくいのに対し、コマンドは打った内容がそのまま手順書になり、シェルの機能を使えば同じ作業を何度でも再現できます。grep のように文字列を探す道具も、文字列のパターン指定 を覚えると一度に多くのファイルを扱えるようになり、手作業との差が大きく開きます。一方、本書の題材は初めて Linux に触れる人が押さえるべき範囲で組まれているため、Linux のカーネルの仕組みや性能の調べ方、本番のサーバー運用の設計まで踏み込みたい人には次の段階の本が必要になります。段階ごとの選び方は Linux 本の選び方の整理 にまとめています。

大学や職場で Linux の環境を渡され、コマンドの操作から、プログラムを書いて動かすこと、レポートや論文の体裁を整えることまでを 1 冊で通したい人にとって、本書は実習例を手で追いながら必要な道具を順にそろえられる教科書です。授業や研究室で Linux を使い始める前に、操作と道具の全体像を一度つかんでおきたい人に向いています。

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