「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意の表紙

「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意(ハセイ カイハツ オ セイコウサセル プロセス カイゼン ノ ギジュツ ト ゴク)

著者:
清水吉男(シミズ,ヨシオ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2007年11月
ISBN:
9784774132495
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.33(13 件)
中級者向け
派生開発プロセス改善XDDPデスマーチ回避プロジェクト管理ソフトウェア開発アジャイル開発実践的技術開発効率化ソフトウェアエンジニアリング

なぜ注目されているか

言及数
19
総合
367
6 ランクダウン79 件の言及
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書籍紹介

いつまで「派生開発」で疲労し続けますか?派生開発にはそれに適したプロセスがある!合理的なプロセスと成果物で構成された「 XDDP 」でデスマーチから脱却を!確実に派生開発プロジェクトを成功させる実践的方法論の登場。

技書の森解説

ソフトウェア開発の現場では、ゼロから新規に作る案件よりも既存システムに機能を追加・変更する「派生開発」が圧倒的に多いにもかかわらず、教科書の大半は新規開発を前提に書かれています。本書はその隙間を埋める一冊で、著者の清水吉男氏が提唱する XDDP (eXtreme Derivative Development Process) を中心に、派生開発に特化したプロセス改善の技法を体系的に解説します。

XDDP の核は、変更要求を USDM (Universal Specification Describing Manner) で仕様化し、変更の影響範囲を「変更三点セット」 (スペックアウト、トレーサビリティマトリクス、変更設計書) で追跡可能にする手法です。これにより、変更の抜け漏れやデグレードを構造的に防ぐ仕組みが手に入ります。組込みソフトウェアや大規模基幹システムの保守で多くの導入実績があり、派生開発推進協議会 (AFFORDD) を通じて知見が共有されています。

本書は 2007 年刊行ですが、扱っている問題 - 既存コードへの安全な変更、仕様の曖昧さの排除、変更の影響分析 - はソフトウェアが存在する限り消えない普遍的な課題です。記述はやや堅めで一読で全体像を掴みにくい面がありますが、保守・改修が業務の中心にある開発者や品質保証担当にとって、変更を「属人的な勘」から「追跡可能なプロセス」に変えるための基盤となります。

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