標準テキスト組込みプログラミング(ソフトウェア基礎)の表紙

標準テキスト組込みプログラミング (ソフトウェア基礎)(ヒョウジュン テキスト クミコミ プログラミング)

プログラミング
著者:
富士通ラーニングメディア(フジツウ ラーニング メディア)
出版社:
技術評論社
出版日:
2008年07月
ISBN:
9784774135076
在庫:
在庫あり
3.5(2 件 / 楽天ブックス)

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技書の森解説

技術評論社の「標準テキスト組込みプログラミング」は、企業研修大手の富士通ラーニングメディアが編んだ組込み技術者育成用の教科書シリーズで、本書はそのソフトウェア基礎を扱う巻です。 2008 年 5 月刊のハードウェア基礎編に続いて同年 7 月に刊行されており、ハードウェアの動作を学ぶ巻とソフトウェアの作り方を学ぶ巻という二本立てで組込み開発の入り口を覆う設計になっています。

組込みソフトウェアが PC やサーバーのプログラミングと決定的に違うのは、限られたメモリと処理能力の中で、ハードウェアの事情を引き受けながら動くコードを書かなければならない点です。汎用のプログラミング入門書はこの制約をほとんど扱いません。本書のような研修由来のテキストは、教育カリキュラムとして体系立てられた順序で組込み特有の考え方を積み上げていく点に価値があり、独学で断片的に拾った知識を整理し直す用途にも使えます。想定読者は、 C 言語などのプログラミング経験を入り口として組込み分野へ入る新人や転向者で、まったくのプログラミング未経験者向けではありません。

2008 年刊のため開発環境の記述は当時の水準ですが、リソース制約下の設計という組込みソフトの本質は変わっていません。姉妹巻のハードウェア基礎編とあわせ、配属前研修の教材や、教育カリキュラムを組む立場の人が構成の参考にする使い方が現実的です。

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