アジャイル開発の法務 スクラムでの進め方・外部委託・偽装請負防止・IPA モデル契約とカスタマイズ

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アジャイル開発の法務 スクラムでの進め方・外部委託・偽装請負防止・IPA モデル契約とカスタマイズの表紙
ソフトウェア工学 / 設計
著者:
梅本大祐(ウメモトダイスケ)
出版社:
日本加除出版
出版日:
2022年11月26日
ISBN:
9784817848437
在庫:
在庫あり
4(2 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
アジャイルスクラム法務契約IPA モデル外部委託偽装請負防止ソフトウェア開発ビジネス技術管理

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書籍紹介

アジャイル開発版 IPA モデル契約に関与した弁護士による、アジャイル開発の法務にフォーカスした日本初の一冊!

技書の森解説

『アジャイル開発の法務 スクラムでの進め方・外部委託・偽装請負防止・IPA モデル契約とカスタマイズ』 (梅本大祐 著、日本加除出版、2022 年 11 月刊) は、アジャイル開発を外部に委託するときの契約と法的な論点を全 5 章で整理した法律実務書です。版元の紹介文は、本書を IPA モデル契約の策定に関与した弁護士による解説とし、「アジャイル開発の法務を中心に扱った、日本初の書」と案内しています。版元の紹介文によると、扱う範囲は基礎知識、法的な留意点、契約書のカスタマイズです。

アジャイル開発、請負と準委任、偽装請負という 3 つの語

アジャイル 開発は、作るものの全体を最初に確定させず、短い反復ごとに優先順位を見直しながら機能を決めていく進め方で、第 1 章は 要件定義 を終えてから作るウォーターフォール開発と比較します。請負契約は仕事の完成に報酬を払う契約、準委任契約は事務の処理を委ねる契約で、第 3 章がその選択を論じます。偽装請負は、契約の形が請負や準委任でも実態が労働者派遣に当たる状態を指し、スクラム の日々のイベントでの発注者と受注者のやり取りを第 4 章が検討します。

全 5 章の構成、スクラムの概説から外部委託契約と裁判例まで

第 1 章「アジャイル開発の紹介」は、ウォーターフォール開発との比較、プロトタイピング開発やスパイラル開発との比較を経て、スクラムの具体的な流れとロール、イベント、プラクティスを概説します。第 2 章「法務的観点から見たアジャイル開発」は、外部委託でのアジャイル開発の活用形態をプロジェクト型と継続開発型に分けて整理し、外部委託の際に検討すべき特徴を 3 つ挙げます。第 3 章「アジャイル開発と契約」は、IPA の非ウォーターフォール型開発モデル契約書案、2020 年 3 月公表のアジャイル開発外部委託モデル契約、LIP モデル契約を紹介したうえで、請負契約と準委任契約の選択、アジャイル開発を請負で行うための方策、検査と検収、ドキュメントの扱い、プロジェクトマネジメント義務と協力義務、下請法を論じ、東京地裁の判決 7 例を紹介します。

疑義応答集第 3 集を読み解く偽装請負の章とモデル契約の変更例

第 4 章「アジャイル開発と偽装請負」は、偽装請負とそのペナルティ、厚生労働省の派遣 / 請負区分基準を確認したうえで、厚生労働省が 2021 年に公表した疑義応答集 (第 3 集) を Q1 から Q7 まで順に検討します。管理責任者の選任、スクラムイベントへの管理責任者の同席の要否、スプリントプランニングでの協議、受発注者が混成の開発チームでのやり取りといった場面へのあてはめを経て、偽装請負とならないために行うべき対応で章を閉じます。第 5 章「IPA モデル契約 (2020 年 3 月公表) の活用」は、契約書本体と別紙、アジャイル開発 進め方の指針、契約前チェックリストという構成と使い方を示し、避けるべきカスタマイズを挙げたうえで、第 1 条 (目的) から第 7 条 (問題解消協議) までの変更例と別紙サンプルの変更例を示します。別紙の変更例には継続開発型と仮説検証型のサンプルもあり、巻末には参考資料として 2020 年版 IPA アジャイル開発モデル契約を収めています。本書は、アジャイル開発の紹介から、外部委託契約の論点、裁判例、偽装請負の判断、IPA モデル契約のカスタマイズまでを全 5 章に収めています。

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