SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発

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SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発の表紙
ソフトウェア工学 / 設計
著者:
西村 直人 / 永瀬 美穂 / 吉羽 龍太郎(ニシムラ ナオト / ナガセ ミホ / ヨシバ リュウタロウ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2020年05月20日頃
ISBN:
9784798163680
在庫:
在庫あり
4.45(40 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
アジャイルスクラムスクラムマスタープロダクト開発チーム開発実践ガイド開発プロセスアジャイル転換スクラム導入ソフトウェア開発

なぜ注目されているか

言及数
64位
総合393位 ↑ 5 ランクアップ 言及 48 件・うち記事 34 件を掲載
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書籍紹介

“はじめて「スクラム」をやることになったら読む本”が 7 年ぶりに増補改訂!

近年、より複雑化しているプロダクト開発をチームでうまく進めていく手法として、
世界中で注目されている「スクラム」。実際の開発現場にどう適用すればよいのかを、

とにかくわかりやすく解説しています。

・理論だけで終わらない“実践”の手引き
・架空の開発現場を題材に、実際のプラクティスを詳しく解説!

増補改訂では、初版以降のスクラムのルールの変更を踏まえて、用語や説明の変更、
最近の開発現場に向けた追補など、全面的な見直しを行っています。

・スクラムガイド 2017 年版に対応
・スクラムを実践しているチームの実情にあわせて更新

・開発現場の風景を更新

・プロダクトをより意識できるように修正

・コラムを全面刷新

これからスクラムをはじめたい人はもちろん、スクラムを導入してみたけどなんだか
上手くいかないなぁ……と思っている方にぜひ手にとっていただきたい一冊です。

【本書の概要】
はじめまして‼

今回、ひょんなことからスクラムマスターをまかされた「ボク」です。

スクラムの開発を進めることになったんだけど、僕も組織もはじめてで心細いな……。

スクラムについてまだ何もわかっていないので、この本を参考にしようと思っています。

おおまかな内容は、次のようになっているんだって。

●基礎編
スクラムの全体像と決められているルールについて説明する。

●実践編
架空の開発現場を題材に、開発が始まるときから時系列に

スクラムではどう進めていくのかを説明する。

なるほど。
それでは、ボクと一緒にこの本でスクラムとはどういったものなのかを学んでいこう!

技書の森解説

スクラムを任されたものの、何から手を付ければよいか分からない。『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】』 (西村 直人、永瀬 美穂、吉羽 龍太郎 著、翔泳社、2020 年 5 月刊) は、スクラムの全体像とルールを説明する基礎編と、架空の開発現場を題材に開発が始まるときから時系列で進め方をたどる実践編の 2 部で、スクラムを実際の現場にどう適用するかを解説した入門書です。副題はスクラムチームではじめるアジャイル開発です。版元の紹介文によると、7 年ぶりの増補改訂でスクラムガイド 2017 年版に対応し、コラムも全面的に刷新しています。これからスクラムを始めたい人に加え、導入してみたもののうまくいかないと感じている人も読者に挙げられています。

基礎編 14 項目と実践編 26 場面の 2 部構成

基礎編「スクラムってなに?」は「はじめに」「アジャイル開発とは?」から始まり、「機能や要求を並べ替える」「プロダクトの責任者は誰?」「短く区切って繰り返す」「毎日状況を確認する」「もっとうまくできるはず」などを経て「まとめ」で閉じる 14 項目です。スクラムの用語を見出しに掲げるのではなく、その仕組みが何のためにあるのかを日常の言葉で項目に立てていると読めます。実践編「どうやればうまくいくの?」は、開発したいものの概要と人物紹介を置く Scene No.00 から、実践編で伝えたかったことをまとめる Scene No.25 までの 26 場面です。途中にはロールを現場にあてはめる場面、プロダクトバックログを作る場面、見積りを扱う 2 つの場面、ベロシティを上げていく場面、リリースに必要なことをする場面が並びます。どの場面の題も、やることの要約と、現場で出てきそうな一言の 2 つを組み合わせた形になっています。

スクラムが現場でつまずく所と、時系列の物語で学ぶ意味

スクラムは、短い期間に区切って動くものを作り、結果を見て計画を直すことを繰り返す アジャイル開発 の枠組みです。ルールそのものは短い文書にまとまっていますが、決まっているのは役割とイベントと作成物の骨組みで、誰をプロダクトオーナーにするか、見積りがずれたときにどうするか、何をもって完成とみなすかは現場で決める必要があります。スプリントの終わりの 振り返り で同じ問題が繰り返し挙がるのも、多くはこの現場で決める部分がかみ合っていないときです。実践編の場面には、正確に見積もれないという悩み、だいたい終わっているという報告、プロダクトオーナーがいない状況といった題が並んでおり、ルールを知っているだけでは判断に迷う場面を、開発の流れに沿った順で一つずつ取り上げる構成と読めます。

スクラムガイド 2017 年版対応という前提と 2020 年版の変更点

本書が対応するのは 2017 年版のスクラムガイドです。スクラムガイドの公式の改訂履歴には 2017 年版と 2020 年版の違いがまとめられており、2020 年版ではデイリースクラムの質問を削除するなど規範的な表現を減らしたこと、開発チームという区分をなくしてプロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者の 3 つの責任を持つ 1 つのスクラムチームとしたこと、プロダクトゴールを導入したこと、自己組織化を自己管理と言い換えたことなどが挙げられています。本書で全体像をつかんだ後は、2020 年版のスクラムガイドを読み、用語や役割の呼び方がどう変わったかを確かめておくと、チームの中で言葉の食い違いが起きにくくなります。

目次の項目には、複数のチームで一つのプロダクトを開発する大規模な運用は挙がっていないため、その方法を探している人には別の本が必要です。チーム開発全体の本の選び方は チーム開発とマネジメントの本の選び方 が参考になります。一方で、ひょんなことからスクラムマスターやプロダクトオーナーを任された人、導入したスクラムがなぜかうまく回らないチームにとっては、開発の始まりから終わりまでの場面ごとに何をどう判断するかを具体的に追える一冊です。

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