Windows Server 2016 テクノロジ入門 改訂新版
ウィンドウズサーバーニセンジュウロクテクノロジニュウモンカイテイシンパン
- 著者:
- 山内 和朗(ヤマウチ カズオ)
- 注目:
- 総合 1397 位
- 出版社:
- 日経 BP
- 出版日:
- 2019年04月28日頃
- ISBN:
- 9784822253936
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
2016 年 12 月に本書の初版『Windows Server 2016 テクノロジ入門 完全版』を発行した後、Windows Server 2016 には次のような大きな変化がありました。
・半期チャネル (Semi-Annual Channel:SAC) 版 Windows Server の登場と、Windows Server 2016 の位置付けの変更 (Long-Term Servicing Channel:LTSC 版へ)
・Nano Server の扱いの変更
・Docker をはじめとした、コンテナー関連機能の変更
特に半期チャネル (SAC) 版の登場により、Windows Server も Windows 10 と同様に半年に 1 度のアップデートが行われ、2〜3 年に 1 度、それまでのアップデートの累積を反映したバージョンが LTSC 版としてリリースされるようになりました。今回の改訂は、このような変更を反映するもので、Nano Server およびコンテナー関連機能の変更も合わせて反映します。そのほか、Microsoft 公式ドキュメントの URL の差し替えや、最新情報の補足など、内容を全面的に見直しました。
2020 年 1 月に Windows Server 2008/2008 R2 のサポート終了を控え、Windows Server 2016 への注目が高まる今、本書はインフラエンジニアの必読書と言えるでしょう。
第 1 章 製品概要
第 2 章 インストールとアップグレード
第 3 章 サーバーの初期構成と基本的な管理
第 4 章 ID 管理
第 5 章 ネットワーク基盤サービス
第 6 章 ファイルサービスと記憶域サービス
第 7 章 サーバーの仮想化ー Hyper-V
第 8 章 Windows コンテナー
第 9 章 リモートデスクトップサービス
第 10 章 その他の役割と機能
技書の森解説
Windows Server 2016 の役割と機能を、インストールから仮想化、コンテナー、リモートデスクトップまで 1 冊で見渡すための解説書が『Windows Server 2016 テクノロジ入門 改訂新版』 (山内 和朗 著、日経 BP、2019 年 5 月発行) です。2016 年 12 月に出た初版『Windows Server 2016 テクノロジ入門 完全版』を改訂した版で、国立国会図書館の書誌には「Windows Server 2016 & Windows 10 対応」と注記されています。版元の紹介文は、本書をインフラエンジニアに向けた一冊として案内しています。著者は刊行時のプロフィールで、大手 SIer のシステムエンジニア、IT 専門誌の編集者、地方の中堅企業のシステム管理者を経て 2008 年に独立したテクニカルライターと紹介され、2008 年 10 月から Microsoft MVP (Cloud and Datacenter Management) を毎年受賞していると記されています。
改訂新版が反映した LTSC への移行とコンテナーの変化
版元の紹介文によると、初版の刊行後に Windows Server 2016 には大きな変化が 3 つありました。半期チャネル (Semi-Annual Channel、SAC) 版の Windows Server が登場して Windows Server 2016 が Long-Term Servicing Channel (LTSC) 版へ位置づけられたこと、Nano Server の扱いが変わったこと、Docker をはじめとしたコンテナー関連機能が変わったことです。改訂新版はこれらを反映し、あわせて Microsoft 公式ドキュメントの URL の差し替えなど、内容を全面的に見直したと案内されています。刊行時点の提供形態では、半期チャネルは半年に 1 度のアップデートを重ねる形で、LTSC は 2〜3 年に 1 度、それまでの累積を反映した版として出る形でした。業務のサーバーは数年単位で同じ版を使い続けることが多く、どちらの系統に属する版かによって、受けられる更新の周期と、機能の追加を待てるかどうかが変わります。Microsoft の案内では、2023 年 9 月以降の Windows Server の主な提供経路は Long-Term Servicing Channel と Annual Channel の 2 つです。
全 10 章の構成、製品概要から Hyper-V とコンテナーまで
目次は全 10 章です。第 1 章「製品概要」で始まり、第 2 章「インストールとアップグレード」と第 3 章「サーバーの初期構成と基本的な管理」で導入と運用の土台を扱います。続く第 4 章「ID 管理」、第 5 章「ネットワーク基盤サービス」、第 6 章「ファイルサービスと記憶域サービス」はサーバーが組織内で担う基本の役割にあたり、第 7 章「サーバーの仮想化-Hyper-V」、第 8 章「Windows コンテナー」、第 9 章「リモートデスクトップサービス」を経て、第 10 章「その他の役割と機能」で締めくくられます。Windows Server は、ドメインの認証やファイル共有、仮想マシンのホストといった働きを「役割」と「機能」の単位で追加して組み立てる OS です。
Windows Server コンテナーと Hyper-V コンテナー
Windows Server 2016 は、Windows 上で コンテナ を動かす仕組みを標準で備えた Windows Server でした。仮想マシンが OS を丸ごと隔離するのに対し、コンテナーはホストのカーネルを共有してアプリケーションとその依存関係だけを切り出すため、起動が速く集約度も上がります。その一方で、ホストとの隔離の強さは仮想マシンに及びません。Windows Server 2016 では、ホストのカーネルを共有する Windows Server コンテナーに加えて、軽量な仮想マシンの中でコンテナーを動かす Hyper-V コンテナーも選べるようになりました。紹介文が挙げるとおり、改訂新版では Docker をはじめとしたコンテナー関連機能の変更も反映されています。
2027 年 1 月に延長サポートが終わる版と、本書の対象
Microsoft のライフサイクルの案内では、Windows Server 2016 のメインストリームサポートは 2022 年 1 月に終了しており、延長サポートは 2027 年 1 月に終了します。本書は 2019 年時点の Windows Server 2016 を対象にした版で、Windows Server 2019 以降で加わった機能は扱いの外です。
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