アジャイル検定公式テキスト アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験 レベル 1 対応
アジャイルケンテイコウシキテキスト
- 著者:
- アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験コンソーシアム(アジャイルソフトウエアカイハツギジュツシャケンテイシケンコンソーシアム)
- 出版社:
- リックテレコム
- 出版日:
- 2017年02月18日頃
- ISBN:
- 9784865940879
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
<B>アジャイル開発手法の基礎から実務の知まで体系的にわかる</B>
アジャイル開発のスキルを客観的な尺度で分析・判定するのが、
アジャイル技術者検定試験 (正式名称: アジャイルソフトウェア
開発技術者検定試験) です。
2014 年に設立されたアジャイルソフトウェア開発技術者検定試験
コンソーシアムは、アジャイル開発に対する正しい理解を広め、
アジャイルソフトウェア開発技術者を育成することを目的として、
アジャイル技術者検定試験を 2015 年秋より本格的にスタートさせました。
本書は、その公式テキストであり、本書を中心に履修することにより、
検定試験合格に値する実力が身に付きます。
分野ごとの詳しい解説と用語の説明、さらに理解度を確認できる章末問題
を掲載しました。本書で学習を進めることにより合格への最短距離を歩めます。
<B>「どこから勉強を始めたらいいの?」</B>
<B>「アジャイル開発の実務経験って、あまりないから不安。。。」</B>
そんな人にピッタリの一冊です。
技書の森解説
アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験のレベル 1 に向けて、試験を運営するアジャイルソフトウエア開発技術者検定試験コンソーシアム自身がまとめた公式テキストです。版元はリックテレコムで、2017 年 2 月に刊行されました。版元の紹介文は、本書を中心に履修することで検定試験合格に値する実力が身に付くと位置づけ、分野ごとの詳しい解説と用語の説明、理解度を確認できる演習問題を掲載したと案内しています。検定の受験を考えている人だけでなく、受験とは別にアジャイル開発手法の基礎を固めたい人も対象に含めた一冊です。
全 5 章の構成、開発宣言からチーム運営と技能まで
本文は全 5 章です。第 1 章「アジャイル開発の概要」でアジャイル開発の特徴と必要なスキルを示し、第 2 章「アジャイル開発に対する基礎知識」でアジャイルソフトウェア開発宣言とアジャイルソフトウェア開発の原則を扱います。第 3 章「アジャイル開発におけるプロジェクト管理」は、メンバーの役割、チーム編成、ビジョン共有、イテレーションによる開発、会議体、計画作り、見積り、品質、ドキュメントと節が続きます。第 4 章「開発チームの運営」は自律したチームとその責任、良いチームを目指す取り組み、運営実務の知恵袋の 4 節、第 5 章「アジャイル開発の各種手法」はペアプログラミング、リファクタリング、常時結合 (継続的インテグレーション)、テスト駆動開発の 4 節です。第 2 章から第 5 章の末尾には、どの章にも「理解度確認! 演習問題」が置かれています。
Lv.1 試験の出題範囲と本書の章の対応
検定の公式サイトにある Lv.1 試験の試験要項 (2026 年 10 月時点) は、出題範囲の大項目として「アジャイル開発に対する基礎知識」「開発チームの運営」「アジャイル開発プロジェクト管理」「アジャイル開発の技能」の 4 つを挙げています。この 4 つは、本書の第 2 章から第 5 章の題と重なります。同じ要項によると、試験は CBT 方式で行われ、試験時間は 60 分、出題は四肢択一の多肢選択式で 60 問、80% 以上の得点で合格です。公式サイトには上位の Lv.2 試験の要項も載っていますが、本書が対応するのはレベル 1 です。受験の前に公式の要項で出題範囲を確かめ、本書の章と突き合わせながら学習計画を立てると、範囲の取りこぼしを減らせます。
手法の名前より先に価値観と原則を押さえる理由
アジャイル開発 は、2001 年に公開されたアジャイルソフトウェア開発宣言を共通の土台にして、短い反復で動くソフトウェアを届け、変化に合わせて計画を見直していく開発の進め方の総称です。宣言は 4 つの価値と 12 の原則から成り、個々の手法はこの価値観を実現するための手段として位置づけられます。現場の導入でつまずきやすいのは、会議の形や役割の名前だけを取り入れて、なぜ反復ごとに計画を見直すのか、なぜチームに判断を任せるのかという前提が共有されないまま進む場合です。そうなると、形式は整っているのに変化への対応力は上がらず、手間だけが増えたと受け止められがちです。宣言と原則を最初に置き、その後にプロジェクト管理とチーム運営、技術的な実践へ進む本書の並びは、この前提を言葉として持ってから手法に触れる順になっています。
受験準備と基礎固めに向く読者、向かない読者
版元の紹介文は、「どこから勉強を始めたらいいの?」「アジャイル開発の実務経験って、あまりないから不安。。。」という人にぴったりの一冊だとしています。配属されたばかりでアジャイルの用語に自信が無い若手や、開発職以外の立場でアジャイルのプロジェクトに関わる人が、共通の語彙をそろえる目的にも合います。一方で、目次の章題と節題にスクラムの語は出てこないため、スクラムの認定を目指して、その枠組みの細部を学びたい人には、スクラムに特化した解説書を併用する方が目的に合います。また 2017 年の刊行のため、受験前には公式の試験要項を合わせて確認しておくと安心です。資格の対策書と、体系を理解するための技術書をどう組み合わせるかは IT 資格の参考書と技術書の使い分け で整理しています。
アジャイル検定のレベル 1 を受けると決めた人にとって、試験を運営する団体自身が出題範囲と同じ枠組みでまとめた本書は、最初の 1 冊に据えやすい教材です。演習問題で理解度を確かめながら第 1 章から順に進めれば、受験の準備とアジャイル開発の基礎固めを同時に済ませられます。
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