ゾンビスクラムサバイバルガイドの表紙

ゾンビスクラムサバイバルガイド(ゾンビスクラムサバイバルガイド)

健全なスクラムへの道

著者:
木村 卓央/高江洲 睦/水野 正隆/Christiaan Verwijs/Johannes Schartau/Barry Overeem(キムラ タカオ/タカエス マコト/ミズノ マサタカ/クリスティアーン フルヴァイス/ヨハネス シャルタウ/バリー オーフレイム)
出版社:
丸善出版
出版日:
2022年10月03日頃
ISBN:
9784621307397
在庫:
在庫あり
★★★★★5(1 件)
中級者向け
アジャイルスクラムスクラムマスタープロダクトオーナー開発チームアジャイルコーチ管理職ゾンビスクラム改善実践的

なぜ注目されているか

言及数
237
総合
373
10 ランクダウン17 件の言及
出版前出版日02320222023202420252026

書籍紹介

スクラムを上手く扱えていますか?世間で言われていような、あるいは想像していたようなメリットを享受することはできていますか? 実際には何ら恩恵をもたらさず、治したと思っても再び蘇る「ゾンビ」のようなスクラムとの戦いに辟易していませんか?

本書は、スクラムを上手く扱えていないと感じるすべての人のために書かれた、「上手くいっていない」状態から脱却することを主眼にまとめた実用書です。本の冒頭には「応急処置キット」がついているため、すべてを読んでいる暇はない人でも素早く行動を起こすことができます。応急処置を終えたら、ゾンビスクラムがなぜ起こっているかを根本的なレベルで理解し、改善に取りかかるための実践的なツールを身につけます。ユーモラスかつ非常にビジュアルな内容で、すべてのスクラムマスター、プロダクトオーナー、開発チームのメンバー、アジャイルコーチ、管理職にとって必携の書となるでしょう。

技書の森解説

スプリントを回している、デイリースクラムも開いている、レトロスペクティブもやっている。それなのにプロダクトの価値が一向に届かない。本書が「ゾンビスクラム」と呼ぶのは、形式だけが生き延びて心臓が止まったスクラムのことです。原著は Scrum.org の Professional Scrum Trainer である Johannes Schartau らが執筆し、日本語版は木村卓央氏らの翻訳で刊行されました。

本書の強みは、ゾンビスクラムを 4 つの症状 (ステークホルダーとの断絶、スプリントで何も届かない、改善が起きない、チームに自律がない) に分類し、それぞれに対して 40 以上の具体的な実験 (エクスペリメント) を処方箋として提示している点です。抽象的な原則論ではなく「明日のスプリントから試せる小さなアクション」が並んでおり、スクラムマスターやチームリーダーがすぐに実践に移しやすい構成になっています。

スクラムガイドを読んだだけでは「なぜうちのチームは動かないのか」が見えませんが、本書はその「なぜ」を組織構造やインセンティブの歪みにまで掘り下げます。導入初期よりも、スクラムを始めて半年以上経ち停滞感を覚えているチームにこそ刺さる一冊です。

言及 Qiita 記事 (8 件)

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